研究内容
Thesis
Thesis
この結果、VRCZの血中濃度は体格や臓器障害とは関係が無く、2?6 mg/Lの濃度を維持することで、副作用の発現を抑えつつ、抗真菌効果を発揮できることが示されました。
また、増量によって多くの症例が濃度を高めることが示されましたが、その上昇の度合いは予測が困難であるため、改めて濃度を確認する必要があることが示唆されました。
そこで我々の経験を含め、これまでに報告された深在性真菌症二次予防の報告のreviewを行い、二次予防に使用した薬剤毎に、二次性真菌症の予防効果をまとめました。
これによると、VRCZの二次予防効果が高いことがわかります。
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血液・腫瘍内科
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